2020 Saiei Teaching Grand-Prix 第10回サイエイ授業コンテスト 結果発表

※今年の授業コンテストは、新型コロナ感染拡大予防のため、すべてビデオ審査で行いました。見事栄冠を勝ち取った講師をご紹介します。

個人部門《1位グランプリ》Teacher of the Year

John Guzman 講師

個人部門《1位グランプリ》Teacher of the Year「John Guzman 講師」

昨年敢闘賞のJohn先生が、見事頂点に立ちました!
世界各国のマナーについて、have to を使って日本と同じ習慣を持つ国を当てるという授業です。内容の面白さに加え、生徒中心のトレーニング型の授業スタイルが好評価を得ました。

Q:工夫した点は?

I combined a previous target (future tense) with my current grammar target to make my lesson more practical and interesting. I also encouraged my students to act the role play with feelings to check for understanding and to induce a realistic English speaking atmosphere.
前回のターゲット(未来時制)と今回の文法ターゲットを組み合わせて、より実践的で面白いレッスンにしました。また、生徒さんには感情を込めてロールプレイをしてもらい、理解度を確認しながら、リアルな英会話の雰囲気を演出するようにしました。

Q生徒・保護者の皆さんへメッセージをお願いします。

I am very proud of my students because despite of the inconvenience brought by the pandemic, they always show unwavering drive and passion to study English. For this, I am always motivated to give my best shot and to teach the best possible lessons that I can.
新型コロナの影響で不便を強いられているにもかかわらず、生徒たちは常に英語を学ぶために揺るぎない意欲と情熱を見せてくれているので、私の生徒たちをとても誇りに思っています。そのためにも、私は常にベストを尽くし、できる限りのレッスンをしたいと思っています。

個人部門《2位準優勝》Vice-Champion

河野 友香 講師

個人部門《2位準優勝》Vice-Champion「河野 友香 講師」

助動詞should, have to, mustを使い、世界のテーブルマナーに関して、ロールプレイを交えながらクイズを行いました。中国やドイツなど将来生徒たちが行きそうな国々を選び、小道具を使い、実際のレストランを映し出したりするなど臨場感のあるレッスンに生徒は釘付け状態でした!

Q:普段の授業で心掛けていることは?

生徒たちの表現力を増やすために、テキストなどに出てきた単語を元に同義語、対義語、派生語、コロケーションなどの導入を徹底して行っているのと、生徒たちが発話できる機会を少しでも多く作れるように授業の工夫をしています。

Q生徒・保護者の皆さんへメッセージをお願いします。

言語学習は頂上のない山を登るようなもので、決して終わりはなく、時には過酷です。ただその先々で見える景色は今までに見たどんな景色よりもずっと美しく素晴らしいものでしょう。皆さんが着実に一歩一歩前に進めるように、しっかりサポートしていきます。

個人部門《3位》Third Place

長谷川 知雄 講師

個人部門《3位》Third Place「長谷川 知雄 講師」

子どもがよくやっている、12の「お手伝い」を使って、” Do you have to wash the dishes at home?”
“No. I don’t have to wash the dishes, but I have to throw away garbage.”とペアで会話し合うレッスン。生徒の発話量が豊富で、肯定文、否定文、疑問文すべてをたくさん練習していました。

Q工夫をした点は?

選んだボキャブラリーは、リアリティーがあって、またそこから学びがあるように時間をかけて調べました。
「日米文化の違い」は生徒から「へー、そうなんだ!」と言ってもらえるもの、そして単語レベルが生徒のレベルから少しだけ高いものも選んでいます。

Q:普段の授業で心掛けていることは?

英語が「わかる」以上に「できる」を実現するようにしています。読める、話せる、書ける、聴けるからこそ、英語学習は楽しくなります。毎週「できる」を積み上げ、バランスよく「英語力」が身につくようにレッスンをするのが私の役目だと考えています。

Katrina Lim講師

個人部門《3位》Third Place「Katrina Lim講師」

未来形Willと様々なTime word(tomorrow, next Monday, in 3 hoursなど)を駆使して、今後の予定をやり取りする練習をするレッスンです。カードやカレンダーなど、様々なビジュアルを駆使した立体的なレッスン展開が評価されました。

Q:普段の授業で心掛けていることは?

I remind myself that students do not learn the same way. Also, they have different interests so I need to be flexible with my activities if necessary. Therefore, planning activities for each level and coordinating with a pair teacher are imperative.
徒たちの学ぶ方は十人十色だということを忘れないようにしています。また、興味のあることも違うので、必要に応じて柔軟に対応する必要があります。そのためには、レベルごとに活動を計画し、日本人講師との連携も不可欠です。

Q生徒・保護者の皆さんへメッセージをお願いします。

It has been a tough time for all of us in this pandemic and I’d like to thank parents for trusting SAIEI teachers to be our children’s educator, despite the situation. Also, with your encouragement and support, your children become more interested in joining our lessons. We will do our best to help them in possible ways we can.
To students, believe in yourself that you can make your goals happen. We trip, we fall and we get back up over and over again. Learning a foreign language is not easy and that is why we are here to guide you and make it more interesting and easy.
このような大変な状況にもかかわらず、私たちサイエイの講師を子供たちの教育者として信頼してくださっている保護者の皆様に感謝しています。また、保護者の皆様の励ましやご支援のおかげで、子供たちが授業参加へより興味を持ってくれています。私たちもできる限りのことをしていきたいと思っています。生徒の皆さん、自分の目標は必ず実現できると自分を信じてください。私たちはつまずき、転び、何度も何度も立ち直ります。外国語を学ぶのは簡単なことではありません。だからこそ、私たちはあなたをガイドし、より興味深く、より簡単なものにするためにここにいます。

【校舎対抗部門】

1位 南浦和校 Minamiurawa School

校舎1位 Raniel講師

【小島教室長より】

南浦和校では授業練習日以外にも普段から授業展開やアクティビティについて話し合いの場を持つ習慣があります。講師が普段からより良い授業を展開できるように考察し実行していることが今回の受賞に繋がったことと思います。

【Raniel主任講師より】

We never expected to win such an award this year. Aiming for the first prize was never our goal. It has always been our desire to always improve our lessons for the students, fueled by the teamwork and the ideas of each staff member here at Minami Urawa.
今年はこのような賞を受賞できるとは思っていませんでした。1位を目指すよりも、南浦和のスタッフ一人一人のチームワークとアイデアで、常に生徒のために授業を改善していきたいという思いがありました。

2位 吉川美南校 Yoshikawaminami School

校舎3位 Ramon講師

【相原教室長より】

コンテストを通してスタッフ全員でアイディアを出し合ったり、練習し合ったりした結果が、このような形で評価され、とても嬉しく思います。Great job, us!

【Jason主任講師より】

The teachers and assistant manager here at our school pooled our ideas together and were able to come up with some excellent ideas for the contest. We didn’t expect to come in the top 3, but we’re glad we did. Great job guys!
今回のコンテストのために、スタッフ全員で協力してアイデアを出しあいました。まさかトップ3に入るとは思っていませんでしたが、嬉しい限りです。

3位 おおたかの森校 Otakanomori School

校舎2位 Mark講師

【John教室長より】

It has always been my philosophy that in order to be good teachers, we have to be comfortable and happy with our work. This teaching contest is a testament that having a conducive working place produces good results in the classroom. We will continue to strive for excellence as we cultivate stronger teamwork for the years to come.
良い教師になるためには、快適な仕事環境も大切です。私たちはこれからも、より強いチームワークを育みながら、優秀な教師を目指して努力を続けていきます。

【鴨川副教室長より】

今回の勝因は、まさに助け合いです。当校の先生は授業に対する情熱と、生徒そしてお互いに対する思いやりが強いと感じます。これからも「Help each other」で切磋琢磨していきます。