先輩社員にインタビュー
北戸田校 講師
稲荷 妃奈子
私の仕事を紹介します
目標とする英検の級別クラスで、日本人と外国人のペアティーチングで教えています。
日本人の授業で単語や文法の基礎を固めて、外国人のクラスで実践し身につけていくという授業スタイルです。日本人講師の小学生の授業ではまずその日に使う単語をたくさん声に出して覚えてから、その日の文法ターゲットに移ります。一方的な文法解説の授業にならない為に生徒から答えを引き出しながら進め、生徒同士のペアワークゲームも通して、言える文のパターンを増やしていきます。最終的に一人一人がヒントなしに今日学んだことが言えているかもチェックします。授業の最後にはクイズや楽しいアクティビティを取り入れ、英語を使って国語、算数、理科、歴史、地理なども学ぶことができるところが特徴です。英検二次試験前になると面接の練習などもカリキュラムに入ってきます。
他に校舎業務としては、保護者・生徒対応、手続き等の事務作業も行っています。校舎の生徒数の目標に向かってスタッフ同士協力しながら校舎運営をしています。
この仕事が好きな理由・やりがい
■今の仕事のやりがい
生徒が「分かった!なるほど!」という反応をしてくれたり、保護者の方々から嬉しいお言葉を頂いた時です。また、カリキュラムに沿っていれば自分のやりたいことをある程度自由に授業に取り入れることができるので、「このクラスにはこれが必要かな」などと考え、工夫しながら授業を作るのが楽しく、やりがいを感じています。たとえば集中力が続かない生徒がいるクラスでは、ゲーム要素を多く取り入れて飽きさせないように意識しています。自分の計画していたことが授業内で上手くいき、生徒も楽しそうにしてくれていたらとてもやりがいを感じます。また、特に1年目の講師は、上司から授業を見学して頂く機会も多く、そのたびに課題は見つかるものの、良くなった点も言っていただくので、少しずつできることが増えているのを感じます。1年目は慣れないことも多く大変ですが、小さな業務でもできることが増えると校舎運営が少しスムーズになり、周りの人から感謝されるのでモチベーションにつながっています。また、直近では今年度1回目の英検の結果が発表されました。自分の担当生徒が喜んでいる姿を見ると、これからも力になれるようにさらに頑張ろうと思います。
■嬉しかったエピソード
ある生徒のお母様から「先生に教わって良かった」と言ってもらえたことです。自分のやっていることが生徒だけではなく、保護者の方にも伝わって、ポジティブな言葉をいただけたことはとても嬉しかったです。より一層、授業の質を高めていこうというモチベーションにつながりました。また、準2級に通う中学2年生の生徒のお母様から、「学校のテストの出来が悪い。このままだと通わせ続けるか迷う。」といった厳しいお言葉をいただいたこともあります。その際、改めて自分自身でその生徒に必要な学習内容を検討し、後日、お母様へ今後どういう対応をしていくかについてお伝えしました。 その時点ではお母様が求めていらっしゃることに応えられているか不安でしたが、お母様が来校した際、直接「対応していただいてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」と言っていただきました。自分の言葉で今回の件にご納得いただき、保護者の方からも感謝の言葉をいただけたのは自分の自信につながりました。今後は保護者の方との良い信頼関係を作っていけるように、まずはしっかりと生徒に向き合おうと思いました。