海外ボランティア体験記

海外ボランティアの経験はありますか。どんなことをするのでしょうか。Let’s interview one of our students!

皆さんこんにちは!サイエイ・インターナショナル大宮校です。
勉学の秋、食欲の秋、ファッションの秋、何といっても「挑戦の秋!」ということで、

今日は2年連続で海外ボランティアに挑戦された、大宮校の土方啓太さん(大学2年生)にインタビューしました♪皆さんは、ボランティア活動をしたことがありますか?どのような活動だったのか…さっそく伺っていきましょう。

◆どのようなプログラムでどこに行きましたか。

Habitat for Humanityという住宅事情の解消に向けて活動している国際NGOのプログラムで、「GV(Global village)プロジェクト」に参加しました。大学1年の春休みにフィリピンのミンドロ島へ約10日間、汗だくになりながらも良い経験をしました。

プロジェクトチームの皆さんと。

◆具体的にどのような活動をしましたか。

ワークと呼ばれる、家を建てるための作業を滞在中の約一週間で行いました。セメント作りのための土や水、セメントの材料などを準備することから始まり、3・4名で協力してそれをスコップで混ぜ、ブロックを準備しブロックを敷き詰めながら、作ったセメントで溝を固め、壁を作るという作業です。結構な重労働で、1日目のマーク後はかなり筋肉痛になりました。

◆なぜ家を建てていたのですか。

ミンドロ島は度重なる台風や経済的な事情で、住む家のない家庭が多く、Habitat for Humanityの理念でもある、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を目指し、シンプルで安全、安価な家を提供する為です。また食料・衣服などと異なり家は人の生活の基盤となるからです。

◆行く前に何か訓練や準備をしましたか。

事前に行く地域の文化や教育、歴史に観光やグルメなども調べ勉強会を開いていました。また現地での活動の詳細も学生同士で詰め、活動最中も毎晩改善と対応を、全員で話し合いました。

◆ワーク以外には何をしましたか。

現地の幼稚園を訪れ、折り紙や読み書きを教えたり、市役所や小学校の訪問をしたりしました。もちろん観光もして、人生の宝物となる仲間と思いっきり青春しました。

◆ボランティア活動には今後も参加されますか。

はい。実際に大学2年の夏休みにもインドネシアへ建築活動のボランティアとして参加してきました。また国外のみならず国内でも活動を行っていて、身近なゴミ拾いなどから大きなプログラムだと東北の支援にも行っています。

◆ボランティアを通して得た経験は?

ボランティアする側、される側という立場には違いがあるかもしれないけれど、
結局みんな同じ「人」であること ボランティアはする側からされる側への“give”という形の一方通行ではなく、“give and take”である

ことがわかりました。「ボランティアとは何か」といった日常では考えないことを真剣に考え、自分なりに答えを見つけようとしたこと、それ自体が良い経験だったと痛感しています。

◆英語力は役に立ちましたか?

現地の人はほとんど現地語しか話せなかったのですが、NGO団体の職員さんとは英語でのコミュニケーションができたため、とても仲良くなれました。誰かに訳してもらって日本語で聞くのではなく、直接生の英語を聞いてお互いに意見交換できたことが、良い関係性を気づけた一番大きな要因だったと思います。おかげで、その方とは今でもLINEでやり取りをする仲になれました。

村人の皆さんと、ハイポーズ!

世界にはいろいろな活動をしている団体やプログラムがあります。
語学力を磨き、世界で様々なことに挑戦していきましょう。
そうして世界各国に友好の輪を広げ、自身の世界もまた、どんどん広げていけると良いですね!
貴重な体験を共有してくれた啓太さん、どうもありがとうございました。